埼玉県秩父市で生まれたゆまくん。
絞扼性イレウス(腸閉塞)のため、生後1日でNICU(新生児特定集中治療室)に運ばれました。開腹手術を行った結果、大量の小腸切除をせざるを得なかったために、残存小腸はわずか7cm(通常1.5~2m)という超短腸症候群(回盲弁なし)となりました。
そのため、小腸での栄養吸収が困難になり、中心静脈カテーテルからの24時間の輸液による栄養補給が必要となりました。
しかし、成長に必要な栄養補給をほとんど輸液に頼ってきたために、今度は高カロリー輸液によるIFALD(腸管不全合併肝障害)を併発してしまいました。
そのような経過から、今までに8回もの手術を施してきましたが、ゆまくんが生きていくためには一刻も早い多内臓移植(肝・小腸を含む6臓器同時移植)が必要です。
日本の移植事情により、国内での小児ドナーは極めて少ないため、海外での多内臓移植に頼るしかありません。海外における移植は日本国の公的な医療保険が一切受けられないため、莫大な費用がかかります。
この莫大な費用をごく普通の家族ではとても賄うことができません。
どうか皆様方の温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。