取材ノート

『熱中人・タコツボ編 取材日誌』

今回は、NHK BSプレミアムで放送された「熱中人・松井利夫さん」のロケの様子をお伝えします。
今回の熱中人はタコツボ熱中人です。
タコツボ?そんなんに熱中しとる人間がおるか~って、関西人でなくてツッコミを入れたくなるかもしれませんが、いるんですって、京都の亀岡に。
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こちら、京都市より東に位置する亀岡にあるあるとある工房。
でも、亀岡って周囲は山に囲まれた地域ですよね?
こんなところにタコツボ熱中人さんは本当にいるんでしょうか?

いらっしゃいました。
こちら、タコツボに熱中されてる松井先生です。

松井先生は陶芸家であり、某芸術大学で教鞭をとってらっしゃる方でもあるのです。
この写真に写っている金のタコツボ。
ロケ中、このタコツボを横に倒して、先生に中に入ってもらったところ、あまりにも気持ちよかったのか先生は中で居眠りをZ z z・・・
あまりにも気持ち良さそうなので、撮影しちゃいました。
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そして、手前の黒ずんだ巨大タコツボは松井先生が作ったもの。
やはり人がスッポリ入いる大きさです。
ちなみに今では黒ずんでいますが、完成当時は銀色に輝いていたそうです。
金があるなら、銀もっていう発想です。
2つあるとなんとなく新たなパワースポットになるんじゃないかと考えたりしちゃいました。

こちらは工房の片隅で静かに出番を待っていた水色の巨大タコツボ。
3つもあるんですね・・・
別に無視したわけではありませんが、ご出演は叶わず、工房の片隅にそっと佇んでいました。
次回、機会があればぜひとも三つそろって出演していただきたいと思います。
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こちらは四国のタコツボ製造所から松井先生が購入しているもの。
なんとわざわざ、毎年、四国まで購入しに行っているのです、車を運転して。
タコツボは3種類。素焼き、黒色、赤茶色となります。
ちなみに手前に写っているのはイイダコ用のタコツボ。
インテリアとしてもばっちりな品物です。
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こちらは松井先生お手製のタコツボ無人販売機。
といっても、これから屋根をつけたり、棚を増やしたりします。
これを、道端において行き交う人が果たして買うのウォッチングするのですが、大丈夫でしょうか??
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こんな山奥でタコツボの需要があるんでしょうか??

不安でしたが、なんと、購入者がいました。
どんな用途で使われるのかはわかりませんが、いるんですね。
松井先生もこれには喜んでいました。

最後になりましたが、あの巨大タコツボの中はというとこんな感じになっています。
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・・・想像したとおりかと思います。
きっと感想を求められても困ると思うんですよね、きっと。
でも、広さは伝わったんじゃないかと思います。

それではタコのようにやわらかい発想を持ちたいと願うAD・サダムラがお届けいたしました。