今回はNHK BSプレミアムで放送された「美の壺“韓国家庭料理”」の大阪ロケの様子をお伝えします。申し遅れましたが、広島県人のAD・サダムラがロケの様子をお伝えいたします。
韓国家庭料理と言えば、やはり“キムチ”そこで、韓国の方々が集まってキムチを漬ける“キムジャン”の様子を撮影しに、大阪の某教会にお邪魔しました。
“キムジャン”とは冬から春にかけて食べる白菜キムチを漬ける朝鮮半島では昔から行われている冬の初めの風物詩。
ここ日本でも在日の方々が、その風習を今に伝えているのです。
早速、厨房に入るとそこには白菜が山積みにされてました。
そしてそれを手際よくオモニ達が4等分に切って塩漬けにしていきます。
さっきまで山積みにされていた白菜が次々と塩漬けされていきました。
そして、これが本日、塩漬けにされた白菜たちです。
この日の作業はここまでです。
1日塩漬けした後、明日、キムチ漬けの作業に入ります。
とはいえ、僕たちのロケは終わっていません。
次に向かったのは・・・
鶴橋にある高麗市場。
韓国の食材が集まるコリアンタウン。
日本にいながらにして韓国を感じることができる街です。
店頭には様々なキムチが並んでどれも美味しそうでした。
キムチってこんなに種類豊富なんですね。
話は“キムジャン”に戻りまして、
今、4人のオモニ達がヤンニョムというキムチの素を作っています。
このキムチの素を昨日、塩漬けにした白菜にキムチの素を塗りこんでいくのです。
大勢のオモニ達が集まってこれから、
白菜1枚1枚にキムチの素を塗り込んでいきます。
わいわいがやがやとおしゃべりしながら
真っ白だった白菜が、あっという間に真っ赤に染まっていきます。
実に美味しそうな白菜キムチの出来上がりです。
そして、“キムジャン”が終わったら、今度は物撮りです。
これがけっこう大変なんです。
ただ撮ればいいってもんじゃありません。
なんといっても「美の壺」ですからね。
美しく撮らないといけないんです。
美しくね。
よって妥協はいたしません。
みんなで、あ~でもない、こうでもない、いや、こうした方がいいんじゃないかと照明の当て具合や、物の位置、角度を話し合い決めていきます。
使うのはたったワンカット数秒だったとしても、こだわりを持って撮影しています。
以上、大阪ロケの様子でした。
次回は新宿を中心としたロケの様子をお伝えしたいと思います。
きれいな衣装に話題のデザートが登場します。
お楽しみに!!