取材ノート

『美の壺 取材日誌(2)』

引き続きNHK BSプレミアムで放送された「美の壺“韓国家庭料理”」ロケの様子をお伝えします。
今回は、新宿・韓国文化院と新大久保ロケの様子をAD・サダムラがお伝えいたします。

韓国文化院の韓屋「サランバン」の軒先に吊るしてる布はポジャギという韓国の風呂敷。
このポジャギ、韓国の伝統的な衣装・チマチョゴリを作った際に余った布で作られたもので、なんと前もってデザインなどはなく切れ端の色合いや、その時の感性で縫い合わせていくのです。
感性の乏しい自分が作ると、ただのツギハギだらけの風呂敷になるかと・・・
DSCF1069DSCF1071そして、これが韓国の伝統的な民族衣装のチマチョゴリです。
と~てもきれいな衣装です。

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そして、インタビューに応じてくれたのが、コリアン・フード・コラムニストとして有名な八田靖史さん。
八田さんには韓国料理の代表・ビビンバを例に混ぜる食文化について語っていただきました。
本場、韓国ではビビンバはもちろん、カキ氷もカレーも熱心に掻き混ぜてから食べるそうです。
DSCF1084次に向かったのは新大久保にあるコーヒープリンス2号店さん。
DSCF1303韓国のカキ氷・パッピンスの撮影に訪れました。
八田さんが仰ってた通り、あずきやパイナップル、キウイ、アイスクリームなどをキレイな盛り付けをしているにも関わらず、豪快に掻き混ぜていきます。
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ちなみに物撮りで使ったパッピンスは僕たちスタッフで美味しく頂きました。
行儀はよくありませんが、最後の一滴まで美味しく頂きました。
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次回は物撮りの様子を中心にお伝えしたいと思います。
たかが物撮り、されど物撮り、甘く見てはいけませんよ!