高騰野菜の救世主
野菜工場ドームハウスは農業の未来を変えるかもしれない画期的な施設である。
送風機から空気を送りこみドームハウスを膨らませ、土台を設置し、直径２０ｍの水槽を乗せる。
フロートという板を２５０枚並べて約２週間で完成となる。
内側に植えた苗は動きながら約１か月をかけて外側に押し出されるという栽培システムである。
ドームハウスには柱がなく半球体のため太陽がいきわたる。
水の量、温度、湿度はコンピューターが自動で管理するため最小限の労力で収穫ができる。
近年、野菜の価格は高騰している。
ドームハウスは全国に７０棟以上ある。
高齢者でも作業しやすく、後継者不足の解消にもつながる。