お知らせ

2016.9.24 ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー atポレポレ坐vol.2

ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー atポレポレ坐vol.2
今よみがえる、昭和のドキュメンタリー・レコード! 廃盤アナログを聴く会

neoneowebで連載中、毎回、廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」、6月に開催した前回が大変好評につき、レギュラー化をかけた第2回が早くも開催されます。
CD化されることもなく、中古レコ屋の、リサイクルショップの「全て100円」の箱のなかでねむっていた正味で稀少盤の数々を、じっさいに聴いてもらいます。耳で聴くドキュメンタリーは、実は、たからの山。おいでくださったみなさんと、発見のよろこびを分け合いたいです!

■日時:2016年9月24日(土) 18:30open/19:00start(2時間強の予定)
■出演:ワカキコースケ(若木康輔)
■料金:2000円(ワンドリンク付き/当日券のみ)
■協力:大澤一生(nondelaico)
小林和貴(クオリアノート)
neoneo編集室
■問い合わせ先:Tel:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)
Email :event@polepoletimes.jp

前回に引き続き、今回もハワイ在住の人気ラジオ・パーソナリティ、ふじさわのぶやさん(ワイキキ・コミュニティFMで『昭和サウンド旅缶』放送中)から推薦文が届いています。

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6月26日にポレポレ坐では初めて行われた、『ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー』のライブ版。
筆者も出かけたので、まずそのレポートから。「空いてる席以外は超満員」(笑福亭鶴光得意のつかみフレーズ)のなか、従来のトーク・ショウイベントとは一味違い、レコード・コンサートともまた趣きの異なる、ユニークなイベントだった。
聴くメンタリーは、ワカキコースケの造語で〈耳で聴くドキュメンタリー〉のこと。歴史的事件の実況や人物の肉声、車や飛行機の走行音・飛行音……など、音楽ではないアナログ・レコードだ。客席の大半は、そんな音を聴く集まりであるともう呑みこんでいる様子だったが、夫や友人知人に誘われてやってきた人も、すぐ、音のタイムカプセルを次々と開いていく面白さに付き合えたようだ。特にウケが良かったのは、「ピチョン、チョン……」と岩間で滴が落ちる最源流から「ザーッ」と流れる下流まで、川の流れを音で辿れる『黒部川』や、井伏鱒二やアーサー・ミラーの自作朗読。梵鐘の、奈良と鎌倉期の聴き比べ(渡来の鐘の模倣からだんだん国産のオリジナルの音、和鐘になっていく)にも、客席から感心する声が上がった。
「特に嬉しかった感想は、最高にムダな時間だった、なんだよ」とワカキコースケは後日、打ち明けてくれた。「ムダな時間を楽しむ贅沢さを久々に思い出した」と言われて、またやる意味はあるかな、と思い始めたそうだ。
そう、9月24日の第2回目は今後の定期化を視野に入れた、重要な開催になる。好評だった〈人の声〉をメインテーマに据えて、neoneo web(http://webneo.org/)の連載でもまだ取り上げていない、今年に入ってから掘り出した盤をどんどんかける予定らしい。季節が変わる頃には、いつも聴くメンタリーの会がある。そんな、気軽に顔を出せるイベントに成長したら素晴らしいことではないか。
ラジオ・パーソナリティ ふじさわのぶや

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